第64回東北大会・1回戦

　岩手県の第2代表として大会に臨んだ初戦の相手は、これまた秋田県の第2代表の秋田商業高校でした。

　まず恒例の唱和で気持ちを高め、アップに入りました。トーナメントを勝ち上がり、決勝の舞台である鵜住居復興スタジアムを目指します。

　試合は11時キックオフでした。久しぶりに気温が上がり、気持ちも高まります。

　試合は開始2分にスコアが動きます。この日スタートに選ばれた齋藤幸が、エンジン全開でコーナーキックのチャンスを手に入れます。一度は相手にクリアされましたが、そのボールに錦織零士が素早く反応。放たれたボールは弧を描き、相手ゴールキーパーの頭上を越え、先制点が生まれました。

　その後は、相手に押し込まれる時間が続きます。サイドを攻略され、センターリングを放り込まれますが、GK野村明史を中心にゴールを割らせません。

　すると21分でした。またもやコーナーキックから、今度は菊池弥陽が思い切りよくシュートを放つと相手DFへのディフレクションとなり、追加点を奪います。

　

　前半を2-0で折り返した後半も苦しい時間帯が続きますが、葛西創太を中心に粘り強い対応でゴールを死守します。

　得点を奪いに前がかってくる相手に対し、後半から投入された金田遼平・金子優斗が見せ場を作ります。

　とどめを刺したのは、これまた替わって入った堀内琉乃介でした。62分に名久井悠希の鋭いスルーパスに反応してゴールを決めると、67分にも得点をあげ、試合を決めました。

　

明日は、あの尚志高校と対戦します。

勝ち上がって、地元岩手での大会を盛り上げます！