第100回選手権1回戦

～出発前のミーティング～

vs奈良育英　2-4　負【得点者】鳥谷部修平・阿部翔輝

　立ち上がり8分に裏に抜け出されGKと1対1になり、先制を許します。22分に鳥谷部のシュートで同点で折り返し、後半立ち上がりに阿部のゴールで逆転に成功しましたが、その6分後に失点、さらに1分後に逆転されてしまいました。得点を奪いに5枚の交代カードを次々に切りましたが、なかなか決定機を作れません。3バックにして攻めに入ったところ、64分に追加点を奪われ、そのまま試合は終了してしまいました。

　チーム目標を日本一という高い目標に設定して、この1年間辛く厳しい練習に励んできました。インターハイでは大敗を喫し、巻き返しを狙って活動してきましたが、参入戦でも選手権でも結果を出せませんでした。小原監督は「もしかすると非難する人がいるかもしれない。けれども、その目標に向かって休みもなく一生懸命に練習してきた事実は、取り組んできた人にしか分からない。周りがどう言おうと胸を張って岩手に帰ろう」と選手たちに言葉をかけました。今年からコーチに就任した蟻田コーチは「こんなに関わってきてただけに、君たちを勝たせたかった。勝たせてあげられなかったことが、悔しくてならない。真剣に目標に向かってきた君たちのことを誇りに思う」と涙ながらに選手たちを労いました。

　たくさんの方々にご支援いただき、全国大会に二度挑戦することができました。岩手代表として結果を出せなかったことは申し訳ありませんが、選手たちが言葉にしてきたこと、取り組んできた時間に偽りはありません。このチームは解散しますが、みなさんにこの場をお借りして感謝申し上げます。

　本当にありがとうございました！