vs盛岡市立 3-1 勝【得点者】佐藤裕翔・吉武皇雅・小原希琉
昨年と同カードとなったこの一戦。天候に恵まれピッチコンディションも申し分ない今日、いわぎんスタジアムで熱い闘いが行われました。試合開始序盤、相手のプレスやロングボールに押し込まれそうになりますが、連動した守備で封じ相手にチャンスを与えません。特にもこの試合、冷静かつ粘り強い対応を見せた川上泰正のプレーが光り、相手のチャンスの芽を摘みます。良い守備によって両サイドからのクロスやロングボールから、徐々にゴールに迫るシーンが増えますが、ラストパスの精度を欠き、なかなかシュートまで行けません。会場内がスコアレスでハーフタイムを迎えると思った前半終了間際、チャンスが生まれます。ゴールキックからショートパスでじわりじわりと敵陣地まで進み、左サイドからパスを出して落として、出して落としてと、お手本のような崩しで最後は佐藤裕翔が落ち着いてゴールネットを揺らし先制、専北らしさが詰まったゴールでした。後半も前半の勢いそのままゴールに向かいます。ハーフタイムで監督からサイドを効果的に使おうと指示があったからか、両サイドハーフのギアが上がりサイドを駆け上がります。そんな中、待望の追加点が生まれます。佐藤裕翔の反転からパスを受けた吉武皇雅が、ファーサイドに狙い済ましたシュートは、ポストに当たってゴールに吸い込まれ、スコアを2-0とします。これで少し余裕をもって試合を進めていけるかと思いましたが、そう簡単にはいきませんでした。後半28分、ロングスローからヘディングでコースを変えられ、中央で待ち構えていた選手に合わせられ1点差となります。相手に勢いが生まれ、押し込まれる時間が続きます。怒涛のロングスローからピンチを招きますが、最後のところで身体を張り、同点弾は許しません。この時間帯を守り抜いた我々に、逆にチャンスが生まれます。ピッチ中央阿部翔輝がドリブルで運びます。この時、ベンチのスタッフから「外に出せ(サイドの選手を使え)」と指示がある中、それを逆手に中央でフリーで待っていた小原希琉にラストパス。それを倒れながらも左足で流し込み、追加点。本人にとっても、また専北にとっても非常に大きく嬉しいゴールでした。このゴールで勝負あり、3-1で決勝進出を決めました。
苦しいゲームとはなりましたが、記録した3ゴール全て素晴らしく、専北らしさが多く見られた試合となりました。これも本日から保護者がスタンドでの観戦が認められ、人数制限がある中ではありますが、たくさんの方たちの応援があったからだと思います。感謝すると共に、来週の決勝戦も引き続き足を運んで応援して頂きますようにお願いします。選手もその期待に応えてくれるはずです。決勝戦、一丸となって勝ちましょう!
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