vs盛岡商業2nd 6-0 勝【得点者】中川廉士・高橋珠成・八重樫祐介・藤原清人・中川暖士2
一関サッカー・ラグビー場にて10時30分キックオフ。天候は快晴、気温が高い中での試合となりました。今節は、2・3年生中心のメンバー構成で試合に臨みました。
試合の立ち上がりはロングボールが多くなる中、セカンドボールを拾い主導権を握ることに成功。主導権を握った前半の入りでしたが、ビルドアップがうまく機能せず、なかなかシュートまで持っていくことができません。原因としては、ボールを保持しているときのポジショニングの取り方とボールホルダーの判断の質が挙げられるでしょう。どれだけ相手よりも早く良いポジションを取れるかということが、課題となっているように感じました。物足りない展開でしたが、3年生の中川クロスボールに対して3年生の高橋珠成が飛び込み、それが誰にも触れることなくゴールへ入り、先制点を奪います。ここからさらに主導権は握るもののミドルサードでのミスが多くなり、思うような攻撃をすることができません。しかし、序盤から相手ディフェンスラインの背後をとり続けていた2年生藤原が、混戦の中から抜け出してキーパーを交わし、倒されながらもボールを運ぶと、横に並走していた3年生高橋がこぼれ球を押し込み、追加点を挙げます。前半最後の点数となる得点は、FWとして出場していた3年生の八重樫が、3人目の動き出しから冷静にGKとの1対1をものにし、ゴールを決めました。後半も主導権を握りながら、相手ゴールに向かいました。後半のビルドアップでは、近い選手同士のパス交換が増えてしまい、効果的にボールを運ぶことが上手にできませんでした。次の展開をイメージしながらボールを動かす必要性を感じましたが、良い形でアタッキングサードに侵入し、クロスをあげ切ったりシュートでやり切るプレーが出始めたりします。クロスボールやラストパスの精度というのに課題もありましたが、後半の得点シーンだけを見れば、4得点目の2年生藤原のゴールは、相手にぶつかりながらも倒れず自らシュートまで持っていくという力強さを見せつけ、チームを勢いづける好プレーとなりました。また、途中出場の2年生の中川は2得点と、試合を決定づける活躍をしました。
課題も多々挙げられる試合でしたが、自らの特徴を発揮していた選手も見受けられました。さらに自分の長所を伸ばし、より高いレベルで発揮できるように、これからのトレーニングに取り組んでいく必要があるでしょう。
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