サッカーをする上で学校生活が大事であることを信条に、キャプテンとして初めてクラス1位の成績をおさめるなど、校内で模範的な生徒として高い評価を受けながら、チームを牽引しました。
それまでのチームは、好きなサッカーだけしている(ともすればサッカーをやらされているという)雰囲気がままありました。印象的なエピソードがあります。安比高原に出かけたときに、不甲斐ない試合内容に、急勾配の坂道・片道5kmを登らせたことがあります。走り終えて誰もがホッと息をついていたとき、松井は「もう一本行ってきます」と自ら勝手に走り出したのです。無類の練習好きでもありました。
残念ながら、彼がキャプテンだった年に主だった結果は残せませんでしたが、彼がもたらした大きなチームの変革によって、翌年の2012年にチームは大躍進。選手権大会で初めて決勝に進んだのです。それ以降、県大会ベスト8止まりだったチームは、ベスト4常連校に変わりました。今年の高総体優勝もそういう流れの中でもたらされたと言っても、過言ではないでしょう。
高校卒業後は、専修大学に進み、専修大学でもサッカーを続けました。当時の専修大学サッカー部は、関東大学サッカーリーグ1位(専修大学は、2011年から2014年まで四連覇を果たし、まさに黄金期でした。)。さすがにトップチームには上がれませんでしたが、持ち前の粘り強さで練習に打ち込み、本校から専大でサッカーを続けられる礎を築いてくれました。
私用で帰省したついでの訪問でしたが、選手権大会残る2試合に弾みがつきました。いくら努力を積んでも勝てなかった先輩たちの想いとともに、頂点まで一気に駆け上がりましょう!
~昨日の練習風景より~
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